気高き心を
がんC＠暗黒ラジオ体操☆です。
目の前に大きな壁が現れたとき
勇気のある者は乗り越えようとするだろう
力に自信のある者はその壁を壊すかもしれない
知恵のある者は壁に刻まれた碑文を解読して先に進もうとする
老練な者は前の分岐まで引き返すこともできる
今大きな壁を目の前にした僕は
乗り越える勇気もなく
壊す力も無く
理解する知力も無く
大手を振って戻る体も無く
必死に迂回する道を探している
ただ確信が持てることが一つだけあって
「諦めるときは死ぬときだ」
やけに長い壁は僕の心の真ん中まで続いている
無い脳味噌をフル稼働で執筆体制を整える4月1日
僕の文章能力は躁鬱波線の中でも鬱期の方が高い
成績も鬱期の方が良い
われながら便利な脳味噌だと思う
しかして鬱期の方が死ぬほどつらいのだ
文字通り死ぬほどつらい
いつだったか、心から信頼を置いている友人に
「貴方は自分を追い込む方だから、思い込みすぎないで」
と言われたことがあった
その時は救われた気分だった
救われた 気分だった
気付いたら世界中の鏡に呪われていた
彼の優しさは格好の逃げ道にしかならなかったのだ
今、僕は自ら壁と向き合う
現実と向き合う
可能性と向き合う
限界と向き合う
「危機感」という最強の燃料を手にした僕は
躁に逃げるのではなく
鬱のその向こう側まで突っ切る
退路は今ここに破壊する
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