空を掴むのは難しい。難しい？あれ？難しいのか？実は掴めてるんじゃないのか？
2006年6月28日 読書
誰が内閣掃除大臣じゃ
がんC＠融解金属一気飲み☆です。
よし、とりあえず溺れとけ（何！？
諸君。
聞こえているか諸君。
私の声が届いているか諸君。
諸君。
聞いてくれ我がよき理解者よ。
私が、そして諸君が恫喝しているもの。
それは青春だ。
私が、そして諸君が渇望して止まないもの。
それは青春だ。
しかし私達に青春など無かった。
どれだけ狂信して部活に打ち込んだところで
どれだけ苦心して勉強に打ち込んだところで
青春など無かったのだ。
いつだって優越の目で私達を見下すのは、
適当にチャラチャラ生きている阿呆どもだ。
よりによってあの能無しどもにだ。
諸君等は悔しくないというのか？
あの馬鹿どもにあって我々にないもの。
我々が喝采して止まないもの。
それすなわち「女の子」!!
あぁなんという響きだ。
このなんと甘美で婀娜たる事か。
しかし、我々属する男子高校ではありえない。
発生し得ない青春の輝きなのだ。
我々に残された選択肢は絶望しかない。
その絶望から逸脱するチャンスをついに我等は手に入れたのだ。
友よ、悲劇は終わった。
窓の外を見よ、
見えるか友よ。聞こえるか友よ。
今日は待ちに待った他校の体育祭なのだ。
しかし我々の懇願を阻害せんとする者がいるではないか。
そうだ。教員だ。
彼らは我々に残された唯一の脱出口を
汚れきった権力と、野蛮な人数で塞ごうとしているのだ。
これを許していいというのか？
これを認めていいというのか？
答えはNOだ。
断じてNOなのだ。
我々には最後まで戦う義務がある。
諸君には見えるだろうか、
先遣隊として校門突破を図った斥候たちの死に様を。
諸君等には聞こえるだろうか、
陸上競技場から湧き出す天使の声が。
友よ、今こそ立ち上がるときなのだ。
想いを力に。想いを力に。
万人の切望を、今こそ数の暴力に！
成功はいつだって犠牲の上に立っているものなのだ。
たとえ教員に阻まれようとも、
たとえ評定が下がろうとも、
逃げてはいけない時がある。
想いを力に。想いを力に。
戦う時は今なのだ！
今なのだ！
想いを!! 力に!!
今日は他の学校が近くの競技場で体育祭をしてた。で、こんな感じの演説を生徒会室の放送設備から聞かせてやれば軽く暴動が起こって、体育祭見にいけるかな？午後の授業もつぶれるかな？とか妄想してた。でも結局チキンだった。（つーか進学考えてる人間のやることじゃないよね。誰かこういう派手なことやってくれる人いないかな）
よし、とりあえず俺に溺れとけ（何！？
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