ISBN:4104075051 単行本 重松 清 新潮社 ¥1,680









幻覚 幻聴 無味無臭

がんC@サンポール+ドメスト=世界へ☆です。


限りなくアトランダムな選出によってTUTAYAの日本書籍棚から解放された幸運な(ある意味すこぶる不運な)レビューの本。本棚から巣立つと同時に、俺の財布の中からも野口英世が卒業していったわけだが、予想に反して元を取れた気がする。新人作家ばかり読んでないで、こういった作品にも手を出してみるもんだなと思った。まぁ、半島を出よみたいに上下巻セットだったりすると萎え萎えなんだけど。そもそも自分は脳内キャパシティが99年版PC並みなので、短編しか読みませんし。

話の内容としては、四つの短編で構成されている。いずれの話も基本的な舞台設定が同じで、作者が経験した人生経験をそのまま投射しているのではないだろうか。「仰げば尊し」に関しては、不覚にも授業中に読んでいて泣いてしまった。だが後から考えると、都合が良すぎるオチだなと。同時収録の「卒業」の方が本のタイトルになっているわけが解った気がする。話の内容も、最近の中学生の自殺事件とリンクしていて、タイムリーな感動があった。話によれば収録されてる何作品かは映画化されているらしい。暇があったら是非それも見てみたい。

はいはいワロスワロス。

コメント

nophoto
×××
2006年11月11日16:57

タイムリーな感動
てどういう意味で書いたん?
ちょっとよくわかんなかった

がんC
がんC
2006年11月11日20:14

九回裏1点差2死満塁に代打金本が初球打ち二塁打を放つようなロールケーキみたいな甘い感情。

nophoto
×××
2006年11月12日15:32

本気で言ってるの?w
でもまぁ、なんとなく解る。
いや、解ったような気にはなった。
サンキューベリー、マッチでーす!!

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