ISBN:4106101416 新書 藤原 正彦 新潮社 ¥714









メガネのレンズの微細な傷が気になって仕方ない

がんC@ひっこみジアング☆です。



世間話についていけないのもなんなので、いまさらながら読んでみた
「国家の品格」
読んでみたら以外や以外、タイトルから想像するような堅苦しさがなく、
中学生でも理解できそうな語り口で書いてある。


冒頭部分で筆者自身が筆者自身を卑下しているが、
それがまさしく日本人としての品格でなかろうか。

直接的な諸外国の感性に侵されつつある日本人の感性。
「一歩引いて待つ」
「義理と人情」
「自然に対しての畏敬と鋭敏な感性」
本書でも触れている通り、日本人はすばらしい感性を持っている。
特に自分を卑下して相手をたてる文化は珍しいものらしい。
外国には敬語はあっても、謙譲語が存在しない土地が多いらしいのだ。
それこそ今を生きる我々若者に足りてない感性じゃないだろうか?
もっとこういった感性を身につけ、日常で反映させていく努力が必要だろうと私は思う。

でも、麻雀で「別に負けてもいいし」とか言ってる奴に強い役をあがられると

超絶ムカつくけどね!! Fuckin!!

強くなくてもFuckin!!だけどね

正直誰に何あがられようともFuckin!!だけどね


えーと、何が言いたいんだっけ?

んん。そうそう。
話の中盤あたりで出てきた、「平等」と「自由」についての考察。
なかなか斬新な解答で、個人的にNewウェーブ。
ただ、「神は矛盾したものを作るわけはない」という定義が気に入らない。
ここら辺から胡散臭さが匂ってきて、もったいない。
でも全体を通して曖昧なところはあこだけだったんだよな。
するってーと、著者がわざわざ不明確な言い回しをした理由はただ一つ。


キリスト教?神?アメリカ?

       m9(^Д^)プギャー


ってことだろww?
つまり、キリスト教信者を持ち上げつつも、神が作り上げたシステムを、米国風に論理で論破して、盛大に皮肉ってる訳だ。
人を馬鹿にするときも、あくまで自分を卑下しながら皮肉る。
これこそ筆者の言いたかった品格なのか。
日本人の持つべき品格なのか。

うーむ、こうやると余りに短絡的だが、多分にして著者の言いたかったことはそれだよね?

とか思いながらニヤニヤして読んでた。以上。

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